猫と小説に溺れて
若桜木虔メール添削講座受講中。小説家デビューを目指し、愛猫アリィーと共に日夜ツメを研いでおります。執筆のコト、猫のコト、読書、観劇、グルメなど………………徒然なるままに書き散らします。


 奈良ホテル-THE BAR
緊張した足取りで長い廊下を進み、「THE・BAR」の扉を開けた。

入り口_convert_20170430131322
  出迎えてくれたのは 色白の端正な
 
 顔立ちにオールバックの 髪型の
 
 まるで宝塚の男役みたいな青年。
 
 自分の中のテンションが上がる。
 (以後、宝塚青年)
 
 実は、ひとりでBARに行くのは
 生まれて初めてで、正直ドキドキ
 している。
 
 






バーカウンター_convert_20170430131515
 THE・BARには、「ワールドクラス2013」
 という大会で世界第3位に輝いた
 宮崎剛志さんという著名なバーテンダー
 がいる。
 客席をみるとカウンターもテーブル席も
 どちらも空いている。
  BARカウンターに座って、宮崎さん
  の作るカクテルを傾け、大人の会話を楽し
  みたい♪でもコミュ障ぎみの自分が初対面
 の人と気の利いた会話ができるかな…
 なぞとささやかな妄想を繰り広げていたところ、
 宝塚青年は私を窓際のテーブル席へと
 誘った。無論私には「いや、カウンターが良い」
 なぞと抗弁する勇気はなかった。





景色_convert_20170430131937
 でもこの席すごく良い!
 ライトアップした日本庭
 園が見えるし、 客席全
 体も見渡せてとても落ち
 着く。
 きっとカウンターだと緊
 張して落ち着けなかっ
 たにちがいない。
 宝塚青年は、女の一人
 客が落ち着けるように
 とこの席を案内してくれ
 たの かもしれない。
 なかなか良い仕事を
 する。
 さてさて注文は……
 テーブルにはお得な
 シャンペンのお知らせ
 があるけれど、はじめ
 から奈良ホテルオリジ
 ナルカクテルを注文す
 ることに決めていた。
 オリジナルカクテルは
 三種類。悩んだあげく
 「にごりと桃」に決定した。






ほどなく運ばれてきた「にごりと桃」は、良い意味で予想とはまったく違っていた。
フローズンカクテルとは聞いていたけど、見た目はまるでシャーベット。
お酒=ゴクゴク飲むものという観念しかなかった自分は、思わず宝塚青年に
「どうやって飲むんですか?」と聞いてしまう。
青年は「こちらのスプーンで掬ってお召し上がりください」とにっこり微笑む。
にごり&桃_★_convert_20170430131740


「いただきます」と手を合わせて、緊張しながらスプーンでシャーベットを掬い口に運ぶ。
「美味しい……本当に美味しい!!」新鮮な桃をそのまま凍らせてシャーベットにした
みたいだ。
舌の上でするすると雪のように溶けていく氷菓には、トロリとした桃の粘りもついている。
次々と、カクテルを口に運び、溶けていく氷を舌で転がし慈しむ。
はじめはまったくアルコールは感じなかったけれど、しばらくすると少しぽわ~んとなってくる。
何をするでもなく、カクテルを口に運びながら庭を眺める。
はじめて奈良を訪れたのは17歳の夏休み。あれからちょうど30年経ったことに気がついた。
高2の一学期『日出処の天子』の世界に感激して、その夏、姉と二人で奈良へ行った。
街のあちらこちらに、犬や猫のようにいる鹿に感動し(あの頃は鹿が可愛いと思っていた。
今は…自粛です)、古代の空気を真空パックした斑鳩の光景に感動し、
歴史の埃をかいくぐった薄暗い堂内に鎮座する仏像の恰好良さに目覚めた。

ソンナコトヲ思ヒ出シツツカクテルを口に運び、再び平成29年3月の奈良ホテルへと戻った。
グラスに残った最後のひと匙を口に運び時計を見た。すでにバーにきて1時間が過ぎていた。
お水を一杯もらい、お会計を頼む。
「美味しかったです」と宝塚青年に伝えると、「ありがとうございます」と品良く微笑んだ。
 グラスに敷かれた鹿のコースターがほしい旨を伝えると、わざわざ新しいコースターを出して渡してくれた。
様々な意見があるとおもうけれど、奈良ホテルはホスピタリィーに溢れた「西の迎賓館」の名に
ふさわしい素敵なホテルだと思う。

部屋に戻り、軽い晩酌をしてベッドに入った。
いつも一緒に寝ている愛猫アリィーが寂しい想いをしていないか、
と気にしつつ心地よい眠りに誘われていった。
その夜、私は何年ぶりかで夢を見ず、ぐっすり眠った。




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奈良ホテル本館に泊まる
お水取りの感動が醒めやらぬまま、運良くつかまったタクシーで奈良ホテルに戻った。
部屋に戻る前にスベーニアショップを覗いていると、可愛くラッピングされた縁起物のお松明の燃えさし
を分けてもらった。奈良ホテルの従業員のホスピタリティーはかなり高い。


夜ベッド2_convert_20170430134059  薄暗い、しかし趣ある本館の長い廊下を
 進み部屋の前に辿り着いた。クラシカル
 な鍵を差し込み、「ただいま!」と部屋の
 扉を開けると、 優しくあたたかな空気に
 包まれた。
 心に火を灯すシャンデリアの柔らかな光、
 大正時代から使われた 装飾の美しい
 スチーム暖房、マントルピース、優雅で
 クラシカルな 家具。
 実はチェックインしたときは、西日の差す
 部屋は古くさく狭く思えて
 「ここに泊まるのは一度きり。再び来る
 ことはないかな」 と思っていたのに、
 3時間後にはすっかり部屋の表情も、自
 分の心持ちも 変わっていた。
 服を脱ぎ捨て、シモンズのベッドにごろり
 となる。 
 「ふぁ~」と声を出しながら手足をグンと
 伸ばし、二階建ての 我が家が入りそう
 な高い天井を見上げる。



暖炉夜_convert_20170430134238 自宅のベッドもシモンズだけど、同じ
 シモンズとは思えない寝心地の良さ。
 なんて落ち着くんだろう!
 自分の心と体がこんなに しっくりくる
 空間ははじめてかもしれない。
 部屋の狭さも実に心地よい。
 このまま寛ぎたい……
 しかし、エイっ!と声を上げて跳ね起きた。
かねてから奈良ホテルの夜は、有名な
「THE・BAR」へ出かけようと決めていた。
鏡台に向かい化粧直しをはじめる。
脂取り紙で頬を押さえ、ランコムの
 ファンデーションを塗り直し、シャネルの
 白粉をはたく。アイラインをひき、
 マスカラをつけ、目を1.3倍の大きさに
 する。最後にイヴサンローランのルー
 ジュを曳けば出来上がり。
 鏡に向かって「イケテル!」と微笑んでみる。



ちなみに最近知ったことだけれど、今使っているサンローランの「ルージュヴォリュプテ」は婚活
ルージュと言われているらしい。御年とって47歳、婚姻歴なしの独女にようやく春が訪れるか…な
んて結婚を夢見たことのない自分がいうと言葉が浮いてしまう。
そして今日のために作った(ちょっと大袈裟)Aラインのアルパカの紺のワンピースに着替え、
ハイヒールを履く。

「THE・BAR」にいざ出陣だ!




お水取り 
17:30前に二月堂に到着した。友人から勧められたお水取り観覧ポジション-二月堂横の石段や
芝生広場もまだ余裕があった。しかし石段には、アマチュアの老カメラマンが三脚を据えて待機していて、
お水取り初心者がその中に割って入るには勇気が必要。芝生広場の四段目(廻廊寄り)に
場所を確保した。
二月堂_17時30分_convert_20170430121707
左隣は大阪のおばちゃんグループで、右隣は女子高生3人組。
おばちゃんたちは敷物・傘・カッパと準備万端だった。交代交代でごはんやトイレに出かけ、芝生広場で柿の葉寿司を食べていた。浪花のおばちゃんたちの明るいパワーに胸がほっこりする。右隣の女子高生たちはお寺のパンフレット敷物代わりに坐っており、耳を澄ますと、中国語が聞こえてきた。「女子高生がお水取りなんて珍しい」と思っていたら、案の定観光客だった。何処の観光地に行っても中国人の観光客がいないところは滅多にない。

夕暮れ17時50分_convert_20170430124221 起立&月_18時8分_convert_20170430122028

周囲の話しに耳を傾けつつも、甍の向こうに広がる奈良の景色や暮れなずむ空を見上げぼーっとする。
仕事の繁忙期の最中、慌ただしく職場を出たため、「あれもできなかった」「〇〇さんに頼んで申し訳ない」
など、仕事のモヤモヤが道中も頭にこびりついていた。しかし、奈良の空の下にくると、ほんの数時間前の
出来事がまるで前世のコトのように遠い記憶のように思えてくるのだ。

18時を過ぎると、東大寺の職員から「皆さん、そろそろ座り疲れたころやと思います。このへんで、ちょっと
立ってみましょうか」と起立を促す放送が流れた。ちょっとした案内にも笑いを忘れない関西の精神にクスリ
となる。18時30分をまわると、お水取りの由来の放送が流れはじめ、合間に警察からの混雑、万引き注意の
放送が入る。空に墨色の闇が広がるにつれて、寒さがきびしくなってきた。一方、人が溢れた二月堂界隈は
熱気に包まれ、お水取りの開始を今か今かと待ちわびていた。やがて、灯籠が消えあたりは闇と静寂に包まれた。
ほどなくバチバチと火の爆ぜる音、焼け焦げた匂いが漂い始めると、濛々と煙を巻き上げたお松明が回廊を登りはじめた。
松明回廊3_convert_20170430124107  お松明1_convert_20170430122602
火の玉と化した直径1m、長さ6メートルのお松明を、童子が揺らし、回転させながら、二月堂の舞台を駆け巡る。
お松明を持つ童子は華やかだが、命を賭けた過酷な行である。
お松明2_convert_20170430122918

お松明は火の粉を散らせ、地上に盛大な火の雨を降りおろす。歓声が上がる中、次々とお松明が舞台へと上がってきた。
 火の粉1_convert_20170430123044 火の粉3_convert_20170430123632

この燃えさかる火は、ただの火ではない。「十一面観音悔過会」の名の通り、
人間犯した過ちー煩悩を焼き尽くす火だ。
お松明が舞台に上がるたびに、「燃えろ、燃えろ、燃えて煩悩を焼き尽くせ!」という言葉が
脳裏に谺し、私は燃えさかる松明の火を一心に追い続けた。

この日は合計10本のお松明がのぼり、30分ほどで行事は終了した。
私は今まで感じたことのない爽快な高揚感に包まれ、東大寺二月堂を後にした。

奈良お水取り紀行 その1_奈良到着まで
2017年1月1日、「一年の計は元旦にあり
初めて奈良を訪れてから30年、憧れ続けた奈良ホテルに宿泊し、お水取りを見る!と決意して
「一休com」から奈良ホテルの宿泊の予約を入れました。

3/8までの67日間、奈良旅行だけを生きがいにして日々の勤めに励んで参りました。
昼休みや満員電車の中、新幹線で食べる昼食メニュー、奈良・京都での食事処
車内で読む本etc……綿密に調べ上げました。当日は半休で午後から出発することから、
前々日には会社のある神田駅から東京駅まで行き、昼食や夕食を買うお店や新幹線の入り口
も確認するなどリハーサルを行いました。当日は12時上がりなので、12時15分には東京駅に到着
できるはずです。ゆったりと買物をして、スタバのカプチーノを片手に13時発の新幹線に乗り込む
予定でした。
しかし、予定通りに物事は進んでくれません案の定、午前中の仕事が立て込み、会社を出たのは
12時20分。トランクを振り回すように駅まで走り、東京駅に着いたのは12時35分。時間がない…どうす
る??指定席は購入していないけれど、13時の新幹線に乗らないと奈良到着が大幅に遅れます。
お水取りは早めに行って良い場所を確保するのが重要です。「ここは諦めて切符売り場に直行!」
「いやいや一昨日のリハーサル、今まで楽しみにしてきた昼ご飯や夜のメニューを反故にしていいの?
トランクには夜ご飯のお供のワインも入っているでしょ?」 自分が自分に決断を迫ります。
「買う物はほぼ決まっている。今からダッシュで買い物をし、45分までに切符売り場に行けばどうにか
なる!」と30秒で決意し、ecute東京の「メルヘン」で「チーズチキンの大葉巻き&タマゴ」の
サンドイッチ、そして地下B1のグランスタ東京の「RF1」で夕飯用に「ワインと愉しむオードブル
セット」を購入し、切符売り場にダッシュ時間は12時45分。間に合った13時発の指定も取れ、
どうにか新幹線に乗り込みました。
新幹線が動き始め、いそいそとサンドイッチの袋を取り出します。遼河はるひさんのブログをみて
「食べたいな~」と憧れ続けたメルヘンのサンドイッチ。都内百貨店にも店舗を出しているので、
買おうと思えばいつでも買えるけれど、中年太りが気になる身としては、安易に食べられません。
今朝の朝食も野菜のスムージーのみと制限したので、サンドイッチを完食できます。
しかし、いざ食べ始めようとして、ハタと飲み物がないことに気がつきました。食べられないことは
ないけれど、バタバタしすぎて喉が渇いているし、飲み物がないとサンドイッチの美味しさも半減
してしまいます。車掌さんに聞くも、「車内販売はあるけれどすぐには来ない」という無情なお言葉。
昼食は後にして、もう一つの車内の楽しみである推理小説を読み始めましたが、お腹が空いて
いると集中できず、結局ネットサーフィンをしてしまいます。
ようやく車内販売がやってきたのは、静岡駅を通過した14時前。コーヒーのLサイズとお水を購入
し、ようやく夢に見たサンドイッチをいただきます。
まず、タマゴサンドをぱくり。たま
ごの食感もほどよく残る優しい
お味です。パンもしっとりしてい
て厚さもほどよい感じです。
しかし、「美味しい!」と頬を緩め
させる旨味やインパクトがありま
せん。でも、そう感じるのは、あ
まりに期待しすぎた自分に問題
があるのかもしれません。
次に、あまり期待せずにチーズチ
キンの大葉巻きサンドをパクリ。
「美味しい!!!」 衣はサクサク
して鳥肉もジューシー、チーズと
大葉もよく合います。なにより
パン・チキン・ソースの相性が
抜群で「THA昼食」に相応しい
サンドイッチでした。
コーヒーも薫り高く、ようやく夢見
た旅行の第一歩が始まりました。

15:17京都到着 急ぎ近鉄特急乗り場に行き15:30発の近鉄特急でで奈良へ。
若い頃は「勿体ない」と思い乗っていなかった特急に、今はあたりまえのように乗って
います。お金があるわけではないけれど、体力と時間を天秤にかけて特急を選ぶよう
になった自分に「老い」を感じてしまいます。
16:05に奈良へ到着し、地下のホームから地上へと上がります。
目に飛び込んできた若草山の光景に、「やっと来られた」と胸がいっぱいになります。
タクシーに乗り込み、運転手さんに「奈良ホテルまで」と行き先を告げます。
「奈良ホテルまで」と言葉にしたときの緊張感とときめきは一生忘れられないでしょう。
運転手さんとお水取りの話しなど軽い雑談をしながらおよそ5分憧れの奈良ホテルに到着しました。

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本日はここまでです。長々とおつきあいいただきまして、ありがとうございます。
次回もぜひお読みいただければと存じます。







銀座ひらやま-絶品ステーキ
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は一本もブログを書かずじまいでしたが、今年は頻繁に更新していきたいと思います。
どうぞおつきあいいただければと存じます。

先日、少し遅めの母の誕生日祝いにと母・姉・私の3人で「銀座ひらやま」さんにランチに行きました。
「銀座ひらやま」さんを知ったのは、昨年の10月某日の首相動静記事でした。
「安倍首相ら高級ステーキ店『銀座ひらやま』で肉食決起集会!」
はじめて聞いたお店の名前をググってみると、極上のお肉を出すお店でディナーは3万円以上する
らしい……しかし、ランチは3千円、5千円台からあり。これなら私でも手が届きそう。肉好きの母に
ぜひ食べさせたい!とお正月明けに予約して行って参りました。

場所は東京メトロ東銀座駅から徒歩5分。新橋演舞場の目の前ととてもわかりやすいところにあり
ますが……なぜか迷ってしまい予約時間ぎりぎりに到着。
首相も訪れる高級店。緊張しながらドアを開けると、コック帽を被った男性がにこやかに出迎
えてくれました。コートを預けカウンター席へ通されました、お客さんは私たち三人だけでした。
メニューを渡され、いざ注文!
頼む料理は口コミでみた6千円のオードブル付きのステーキ(80g)と決めていました。
しかし、メニューをいくらガン見しても6千円のコースはありません。私が頼もうと思っていたコースは
予想より2千円高い8千円となっていて、6千円はサイコロステーキやハンバーグ(5千円)。陳腐な表現
ですが、心臓がドキドキと早鐘のように鳴り響きます。自分に「滅多に贅沢するわけではないのだから」
と言い聞かせ、エイ!っと「このコースを三人前」と微かに指先を震わせ8千円のコースを指しました。

はじめに出て来たのはシーフードのオードブル。サーモン、ヒラメ、ホタテに真ん中にはさらしたタマネギ
の上に紫蘇が載せられています。

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サーモンの匂いが苦手なのですが、まったく臭みがなく、柔らかな肉質に野性味溢れる味でとても
美味しくいただけました。ヒラメは柔らかくぷりぷりと、肉厚のホタテは一口噛むごとに甘みが広がって、
とてもとても幸せでした!

続いて供せられたのは、聖護院カブラのスープ
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シェフの「熱いのでお気をつけください」の言葉通り、口に入れたらアツアツ。
ふぅふぅ言いながら、ゆっくりとスープを流し込むと蕪の旨みと優しい香りが口に広がります。
蕪の味・香りはしっかりとあるのに野菜のざらつきが一切ありません。蕪を濾して濾して作った
丁寧な仕事がうかがえます。

続いてボリューム満点のサラダ。
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ごぼう、柿、蓮、さつまいもなど、サラダにはあまり入れないお野菜も入っています。上に載っている人参も甘い!
すべて新鮮で体が生き返るようなおいしさです。特にさつまいはなめらかで美味しかった。 

真打ちステーキ!
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80グラムのはずですが、私的には150グラムはあるような気がします。「お肉は味がついていないので、
塩かタレをつけて(お醤油+西洋山葵)お召し上がりください」とのシェフのお言葉。
わくわくしながら肉にナイフを入れると、肉汁を滴らせながらするすると切れます。
口に運び、一回、二回と噛みしめると、肉汁との旨みが口だけではなく、体じゅうに広がったような
幸福感に包まれます。声を出さずに「美味しいね」とうなずき合い、黙々とナイフとフォークを動かします。

肉のどアップ
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ガーリックライス&お新香&お味噌汁
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ごはんは、白米とガーリックライスが選べます。十日町産のお米です。ほどよい堅さで美味しかったです。

デザート&コーヒー
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もうおなかいっぱいのハズですが、やはりデザートは別腹。プリンとガトーショコラとカシスのシャーベット。
どれも美味しかったけど、特にプリンが甘くなめらかで、蕩けそうになる美味しさでした。

デザートアップ
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1時間以上かけてゆっくりいただきましたが、いつも賑やかな姉や母もほとんど喋りませんでした。
本当においしいときには言葉がでないもの、そして、おいしさだけに向き合う幸せを、久しぶりに
体験できました。

お店を後にして、寒風吹き荒ぶ中、銀座のデパートへと向かいながら、
日常の一食一食を今日食べた料理のように大切に味わおうと誓いました。

ひらやまさんのランチは安くはありませんが、値段以上のものを必ずいただくことができます。
次はもう少し奮発して100グラムのステーキのコースをいただきたいです。